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デザインに「間違い」は存在しない?

デザインに「間違い」は存在しない

人それぞれ、デザインに対するコダワリだったり、
売りにしている部分などがあると思います。
人によって違うデザインの価値観、表現の違い、クセなど。

そんな奥が深いデザインのお話。


私がよく言われるのが「ゼロから物を作るってよくできるね」という言葉。
聞かれるたびに必ず「誰でも出来る事だよ」と答えます。

そう、デザインなんて誰にでも出来てしまうんです。
作った人や完成度を問わず、そのものが「デザイン」だと思っています。
もちろん、人によって価値観も違いますし、デザイナーが納得いかなくてもクライアントが納得できる物であったり。

1枚の紙に「あ」という文字だけ書いたものでも「デザイン」です。
そこに付加価値として「文字サイズ」だったり「位置」だとか「向き」などなど、作る人の数だけ異なったデザインになるわけです。 その付加価値をどう評価するかという事も、もちろん見る人の数だけ違います。

そうです「デザイン」には、ひとつも「間違い」はありません。
「作る人らしさ」があれば、それでいいと思う。

とある芸術家に言われて、なるほどと思った言葉があります。
「デザインでも芸術でも、結局その物自体が作品ではなく、作品を見た人が”どう思ったか”それが作品だよ」

見た人の数だけ作品がある。なんかいいですよね。
今では当たり前となってしまった「作品を作った意図(コンセプト)」を、文章なり言葉にして伝えるプロセス。
私は、このプロセスについていつも考えさせられます。

もう他界してしまった、ピカソやダ・ヴィンチ、岡本太郎など、有名な芸術家達の作品が現代でも高く評価される理由。 そもそも彼らの作品に「コンセプト」なる物があったのでしょうか?

もちろん、どういった意図で描いたかなんて、今ではもう聞けません。
岡本太郎やダ・ヴィンチの作品に至っては「作品に対して人がどう思い、考えているか」という事が如実に出ていると思います。 芸術家が言った言葉そのものですね。

デザインに対して、難しいと思っているデザイナーの方々、もう少し肩の力を抜いて「自分らしさ」を表現してみるといいかもしれません。

ただし注意しなければならないのは「デザイン」と「芸術」は少し違うということ。
クライアントやターゲットが、納得する事が前提なんですよね。

難しい・・・。
コンセプトという言葉について、もう少し勉強しよう・・・。